アメリカ山公園のバラの見頃は、山手エリアの目安として春が5月頃、秋が10月下旬〜11月中旬です。みなとみらい線「元町・中華街駅」6番出口と直結した公園で、改札を出てエレベーターに乗れば、坂道を上ることなく、バラを間近で楽しめます。この記事では、レンガ塀を彩るつるバラの楽しみ方と、山手のバラ巡りをここから始めるコツを紹介します。歩く負担をできるだけ減らしたい方に向いた場所ですよ。

山手エリアのバラは春と秋の年2回、見頃を迎えます。アメリカ山公園だけの例年の見頃は公式に公表されていないため、この記事では山手エリア全体の目安を紹介します。
山手エリアの春バラの見頃は、例年5月頃です。港の見える丘公園も、山手の西洋館も、山手イタリア山庭園も、いっせいに咲きそろう時期にあたります。
レンガ塀のつるバラも、この時期に咲くようすが多く記録されています。花が塀を覆っていくので、同じ場所でも先週と今週で見え方が変わっていくかもしれません。

山手エリアの秋バラの見頃は、例年10月下旬から11月中旬です。春より花数は落ち着きますが、そのぶん一輪ずつの色が深くなるといわれています。
なお、秋に塀のつるバラがどのくらい咲くかは年によって変わります。公園の公式ブログ「公園だより」では秋にバラが咲き始めた年の記録もありますので、秋に訪れる方は開花のようすを確かめてからお出かけになると安心ですよ。
空気が澄んで、丘の上から遠くまで見渡せるのもこの季節です。花を眺めて、顔を上げて港を眺めて、また花に戻る。そんなふうにのんびり過ごすなら、秋のほうが向いているかもしれません。
開花の進み具合は、その年の気候によって前後します。「せっかく来たのにまだつぼみだった」とならないよう、お出かけ前に最新のようすを確認しておくと安心です。
アメリカ山公園(はなみるスポット横浜)では、実際に訪れた方の投稿写真から、いまの咲き具合を見ることができます。
アメリカ山公園のバラは、足元の花壇だけでなく、目の高さや頭上にもあります。園内のレンガ塀がモッコウバラのアーチとつるバラで彩られていて、花を見上げる位置にあります。
公園に植えられているバラは約50種類です。1種類ずつ名前を確かめながら歩いても、そう長くはかからない数ですが、そのぶん1本ずつの咲き方をゆっくり眺められます。
顔の高さに花があるぶん、色も香りも近くで感じられます。写真を撮るときも、目の高さの花を選べば、しゃがまずに正面から狙えますよ。

園内の花壇では、季節の草花も育てられています。規模は大きくありませんが、バラと草花の取り合わせが丁寧に整えられています。
丘の上なので、園内からは横浜の街並みを見渡せます。園内にはアジサイやバラに囲まれたあずまやがあり、休憩に使えるようになっていますよ。
アメリカ山公園では、2013年からスタッフによるセイヨウミツバチの飼育「はち育」が行われています。園内の植物の管理は農薬を使わずに行われていて、採れたはちみつを使った商品づくりや観察イベントにもつながっているそうです。
花のあいだを飛ぶみつばちに出会えることもあるかもしれません。花を訪れているみつばちは、そっと見守ってあげてくださいね。
山手はバラの名所が集まるエリアですが、名前のとおり丘の上です。石川町駅や元町から歩くと、上り坂が続きます。
その駅と丘の上の高低差を引き受けてくれるのが、アメリカ山公園です。順番に見ていきましょう。
みなとみらい線「元町・中華街駅」で降りて、「元町・新山下方面」改札口を出ます。改札を出たら右手に進むと、エレベーターとエスカレーターがあります。
そこから上がりきった先が、もう公園です。改札からここまで、上り坂を歩かずに済みます。この公園が駅舎の上部に人工の地盤をつくり、隣の丘陵地と一体に整備された全国初の立体都市公園だからこそできる上がり方ですね。
バラを眺めてひと休みしたら、山手本通りへ進みます。山手のバラ巡りでいちばん負担の大きい「駅から丘の上までの高低差」を、まるごと省けるのがこの公園です。 ここから先の道の起伏は行き先によって変わりますので、経路は公式の案内で確かめておくといいでしょう。
昇降設備の位置はアメリカ山公園の公式交通アクセスで確認できます。

公園から歩いて行ける範囲に、横浜を代表するバラの名所が並んでいます。
1日で全部を回ろうとすると、かなりの距離になります。2か所ほどに絞って、あいだにお茶をはさむくらいがちょうどよいでしょう。
春バラの季節にあわせて、毎年5月から6月頃に「横浜ローズウィーク」が開催されます。アメリカ山公園も会場のひとつで、期間中には関連イベントが行われます。
開催日程は年によって変わるため、ガーデンネックレス横浜の公式サイトで最新情報を確認してください。
バラの見頃の週末は、山手エリア全体に観光で訪れる方が増えます。ゆっくり花を見たい方には、平日の午前中がおすすめです。
開園時間は6時から23時まで。朝いちばんの光でバラを見ることも、夕方に立ち寄ることもできる、時間帯を選びやすい公園です。
トイレは公園の建物の3階と4階にあります。ベビー用チェア付きの男女トイレのほか、車イスで入れる多目的トイレも用意されていて、こちらは人工肛門・人工膀胱を使っている方のための設備(オストメイト対応)とおむつ交換シートも備えています。
休憩したいときは、アジサイやバラに囲まれたあずまやが使えます。位置や設備の詳細はアメリカ山公園の公式施設案内の園内マップで確認できますよ。
公園は舗装勾配や水飲み場などをバリアフリー基準に対応した設備として整えています。エレベーターで上がったあとは、こうした設備を使いながら園内を回れます。

項目 | 内容 |
|---|---|
所在地 | 神奈川県横浜市中区山手町97-1 |
アクセス | みなとみらい線「元町・中華街駅」6番出口直結。「元町・新山下方面」改札口を出て右手のエレベーター・エスカレーターを利用 |
開園時間 | 6時〜23時 |
入園料 | 無料 |
休み | 無休 |
トイレ | 建物3階・4階(多目的トイレはオストメイト対応・おむつ交換シート付き) |
バラの種類 | 約50種類 |
約330種1,950株のバラが「イングリッシュローズの庭」「香りの庭」「バラとカスケードの庭」の3つに分かれて植えられています。見頃は春が5月上旬から5月下旬、秋が10月中旬から11月中旬です。 → 港の見える丘公園(はなみるスポット横浜)
山手に点在する7つの西洋館です。館を巡りながらバラや季節の花を楽しめます。 → 横浜山手西洋館群(はなみるスポット横浜)
約90品種500株のバラと噴水、洋館が並ぶイタリア式の整形庭園です。入園無料です。 → 山手イタリア山庭園(はなみるスポット横浜)
「未来のバラ園」に約160種1,900株のバラが咲きます。山手から坂を下りた海沿いにあります。 → 山下公園(はなみるスポット横浜)
駅からエレベーターで上がり、レンガ塀のバラを見上げてから山手の散策へ。そんな一日の出発点に選んでみてくださいね。
「アメリカ山公園(はなみるスポット横浜)」では、実際に訪れた方の写真や開花のようすを見ることができます。お出かけ前にチェックしてみてください。