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日本大通りと山下公園通りのイチョウ並木 紅葉の見頃と歩きたい散策コース


公開日: 2026/10/27更新日: 2026/10/28

日本大通りと山下公園通りのイチョウ並木の見頃は、11月中旬から12月上旬です。日本大通りは明治3年にほぼ完成した日本初の西洋式街路で、歴史的建造物とイチョウ並木が続く横浜らしい景観が広がります。この記事では、紅葉の見頃と並木の歴史、2つの通りをつなぐ散策コース、撮影スポットを紹介します。街なかを歩きながら秋を楽しみたい方に向いた場所です。

青空に映える日本大通りの黄葉したイチョウ

日本大通り・山下公園通りのイチョウ並木の見頃はいつ?

2つの通りは隣り合っており、見頃の時期もほぼ同じです。順に紹介します。

見頃は11月中旬〜12月上旬

イチョウ並木の見頃は、例年11月中旬から12月上旬です。横浜市中区が公開している「日本大通りイチョウ通信」の2025年の記録では、11月14日に色づき始め、12月1日に見頃を迎えています。

色づき始めから見頃まで、およそ2週間半。その年の気温によって前後しますが、11月下旬から12月初めにかけてがもっとも黄色が濃くなる時期の目安です。

落葉後の「黄色い絨毯」も見どころ

12月に入ると葉が落ち始め、歩道が黄色く埋めつくされます。2025年の記録でも、12月1日には歩道にイチョウの絨毯ができていたようすが伝えられています。

12月5日ごろには落葉が進んで見頃の終わりに近づきます。絨毯の景色を狙うなら、12月上旬の早い時期に出かけるといいですよ。

黄葉した日本大通りのイチョウ並木を走る赤いバス

色づき状況の確認方法

横浜市中区は毎年、色づきから落葉までのようすを「日本大通りイチョウ通信」として写真つきで発信しています。訪れる前に確認すると、ちょうどよい時期を選べます。

日本大通り&山下公園通り(はなみるスポット横浜)でも、実際に訪れた方の投稿写真から、いまの色づき具合を見ることができます。

なぜ日本大通りのイチョウは、こんなに幹が太いのか

日本大通りを歩くと、街路樹にしては幹の太い木が並んでいることに気づきます。見上げると、枝が車道の上まで届いています。

理由は、この並木の年齢にあります。現在の並木の姿ができたのは、大正12年の関東大震災のあとでした。

復興事業のなかで車道が22mに拡幅され、その左右に68本のイチョウが植えられました。つまりこの木々は、いま通りに建つ多くの建物より先輩ということですね。

日本大通りそのものは、さらに古く明治3年にほぼ完成した日本で最初の西洋式街路です。100年近く前に植えられた木が、今も毎年秋に通りを黄色く染めています。

景観重要樹木に指定されたイチョウ

日本大通りのイチョウは、2011年に65本が景観重要樹木に指定されました。街並みの景観を形づくる樹木として、法的にも位置づけられているということです。

68本のうち65本。100年のあいだ、ほとんどが欠けずに残ってきたことになります。1本の前で足を止めて、幹に触れてみてください。

日本大通りのイチョウの太い幹と並木の連なり

歴史的建造物との組み合わせ

日本大通り沿いには、歴史的な建造物が並んでいます。黄色く色づいた並木と、レンガや石づくりの建物が並ぶ景色は、開港以来の歴史を重ねてきた横浜らしい眺めです。

建物を背景に並木を撮ると、この通りならではの一枚になります。

山下公園通りのイチョウ並木 海沿いを歩く

開港広場から山下橋まで続く石畳の歩道

山下公園通りは、開港広場から山下橋まで、まっすぐに石畳の歩道が敷かれた通りです。日本大通りの海側の端から、そのまま続いています。

歩道が広く、平坦で歩きやすいのが特徴です。立ち止まって見上げても、人の流れをふさぎません。

海側に山下公園、陸側に横浜の名所

この通りは、海側に山下公園、陸側に横浜マリンタワーや横浜中華街といった名所が並んでいます。並木を歩きながら、横浜を代表する景色を次々に眺められる道です。

山下公園の中に入れば、氷川丸や横浜港を背景にした秋の景色も楽しめます。公園内の紅葉と秋バラについては、山下公園(はなみるスポット横浜)もあわせてご覧ください。

2つの通りをつなぐ横浜のイチョウ並木さんぽコース

モデルコース

みなとみらい線「日本大通り駅」を起点にすると、階段の上り下りを最小限にして歩けます。

  1. 日本大通り駅 2番出口(徒歩0分)
  2. 日本大通りのイチョウ並木を海に向かって歩く
  3. 開港広場
  4. 山下公園通りのイチョウ並木へ
  5. 山下公園

改札を出れば、もう並木の下です。海に向かって歩くと、やがて視界が開けて開港広場に出ます。そこから先は海沿いの山下公園通り。歩いているうちに、街路樹の道が海辺の散歩道に変わっていきます。

いずれも平坦な道で、途中で引き返すこともできます。無理のない範囲で歩く距離を調整してみてください。

青空に映える日本大通りの黄葉したイチョウ

途中で休憩できる場所・トイレ

コースの途中には横浜公園や山下公園があり、ベンチで休むことができます。山下公園には園内3カ所に公衆トイレがあり、いずれもバリアフリートイレが併設されています。

歩く距離が心配な方は、休憩場所を目安に区切って歩くと安心です。

混雑を避けやすい時間帯

紅葉の時期の週末は観光で訪れる方が増えます。ゆっくり歩きたい方には平日の午前中がおすすめです。

12月は日が短くなるため、午後に歩くなら早めの時間に始めてください。落ち葉が濡れているとすべりやすいので、雨上がりの日は歩き慣れた靴で出かけると安心ですね。

日本大通りのイチョウ並木と点字ブロックのある幅の広い歩道

紅葉をきれいに撮る撮影スポット

通りをまっすぐ見通す構図

歩道の端に立ち、通りの奥に向けて構えると、並木のトンネルのような奥行きが出ます。日本大通りは車道が広いぶん、空も入れやすい通りです。

建物とイチョウを組み合わせる構図

歴史的建造物を背景に入れると、横浜らしさが伝わる一枚になります。黄色い葉と建物の色の対比を意識すると、まとまりのある写真になります。

アクセス・基本情報

項目

内容

所在地

神奈川県横浜市中区日本大通

アクセス

みなとみらい線「日本大通り駅」2番出口から徒歩0分

通行時間

24時間

料金

無料

休み

無休

日本大通りと山下公園通りのほか、春にはチューリップやユリなど季節の花も楽しめる通りです。

あわせて訪れたい横浜の紅葉・花スポット

山下公園

山下公園通りに隣接する公園です。秋には園内の木々が色づき、10月中旬から11月上旬には「未来のバラ園」の秋バラも楽しめます。 → 山下公園(はなみるスポット横浜)

横浜公園

日本庭園「彼我庭園」の池の周りが色づきます。見頃は11月中旬から12月中旬です。日本大通りのすぐ近くにあります。 → 横浜公園(はなみるスポット横浜)

山手イタリア山庭園

丘の上の庭園で、メタセコイアとイチョウが色づきます。見頃は11月中旬から12月中旬と長く、街なかの並木が終わったあとでも間に合います。 → 山手イタリア山庭園(はなみるスポット横浜)

横浜市役所

日本大通りから歩ける距離にあります。庁舎の周りを4つのガーデンが囲み、バラと草花が植えられています。 → 横浜市役所(はなみるスポット横浜)

まとめ

  • イチョウ並木の見頃は11月中旬〜12月上旬
  • 日本大通りは明治3年にほぼ完成した日本初の西洋式街路。関東大震災後に68本が植えられ、現在は65本が景観重要樹木
  • 12月上旬の落葉期には、歩道が黄色く染まる景色が楽しめる
  • 日本大通り駅から山下公園まで、平坦な道でつながっている
  • 通行は24時間・無料。日本大通り駅2番出口から徒歩0分

100年近く横浜の街を見てきた木の下を歩ける。それがこの通りの秋です。

歴史ある通りで、ゆっくり秋を感じてみてくださいね。「日本大通り&山下公園通り(はなみるスポット横浜)」では、実際に訪れた方の写真や最新の色づきのようすを見ることができます。お出かけ前にチェックしてみてください。